2013年10月14日月曜日

GRAPHICS

受託開発だろうとなんだろうと、技術が中心だ。
でも、技術が中心にならないことが多くって、だからSIはオワコンとか言われてしまうんだと思う。
受託開発で技術を真ん中に持ってくるには、はじめのはじめから変えないとダメだ。
だから、提案についてちょっぴり勉強をはじめてみました。

APMPのテキストを読んだ感想など書いてみます。

グラフィクス(GRAPHICS)

管理職の評価者は、目立った図とキャプション、見出し、ハイライトされた文とエグゼクティブサマリーしか読まないことがある。
調査によると、文章よりも図の方が2倍記憶に残る
図と文書の両方だと文章のみの6倍記憶に残る
近年は、高品質の図が求められる。
効率化のためには、うまく再利用する必要がある。

理解を示し、戦略を強調し、差別化要素を目立たせるように図をつくる
機能ではなく、お客様の便益を図にする。
差別化要素を目立たせるには、横並びの図が有効だ。

  • 現行/提案
  • 複雑/シンプル
  • 旧/新
  • 棒グラフ、円グラフ


文章を書く前に図を考えておく

図をはじめに書くことで、文書を書く時間を1/3にすることができる
図画あれば、文章は少なく簡潔にできる。

メッセージをサポートする図を選ぶ

  • チャートは関係や項目間の流れを示す
  • 線グラフは相互関係、棒グラフはトレンド、円グラフは比較を示す
  • 写真はそれが現実にあることを示す
  • イラストは特徴を示し、写真にありがちな不要な詳細を排除する
  • マップや絵は関係をしめす
  • 表は数字を強調する。数字の値が重要な場合は表、比較やトレンドが重要な場合はグラフがよい


全ての評価者が理解できるまで図を修正する

エグゼクティブサマリーは技術を知らない人にもわかりやすく。
章の中では、段々と技術的詳細度を高めるとよい。
技術的要素の強い章では、十分に正確な技術要素を記述する。

シンプルで落ち着いた、読みやすい図にし、1つの図には1つのキーアイディアのみ示す

キーポイントは1つ。
複数ある場合は、図を分ける。
10秒ルールを忘れずに。
10秒でポイント伝わらなければ、アウト。
図は、前面、中面、背面の3つにわけてメリハリをつける。
目立たせたいものを前面にもってくる。

図の前に文章で図を説明する

図と同じ言葉ではダメ。
違う表現を使う。

文章の中に図を入れる

図をみるために、別のページを探さなければならないのはダメ。

図の向き

紙を回転させなければ図がみれないのはダメ。

折り込みの図は最小限に

折り込みの図は、スケジュールとか、最小限に。

図の中の文章は最小限に。文章はアクションキャプションに

図の中の文章はスペルチェックとかできないし。

章ごとに番号付けする

「章-番号」がいい。
「章-節-番号」だと細かすぎる。

全ての図にアクションキャプションをつける



文章を書く前に図を考えるってのができないんだなぁ。。。


ネタ:APMP Proposal Guide: the Foundation Accreditation Study Guide
https://apmp.site-ym.com/store/view_product.asp?id=1018152

参考:kumi shiki blog
http://kumishiki.wordpress.com/

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