2013年9月6日金曜日

ACTION CAPTIONS


受託開発だろうとなんだろうと、技術が中心だ。
でも、技術が中心にならないことが多くって、だからSIはオワコンとか言われてしまうんだと思う。
受託開発で技術を真ん中に持ってくるには、はじめのはじめから変えないとダメだ。
だから、提案についてちょっぴり勉強をはじめてみました。
APMPのテキストを読んだ感想など書いてみます。

訴える表題(ACTION CAPTIONS)

10秒ルールというのがある。読み手は、10秒でポイントが理解できなければ、ページをめくってしまう。訴える表題は、伝統的なやり方とは異なるけれど、徐々に受け入れられつつある。

全ての図に訴える表題を使う

図は評価者の目を引き寄せ、訴える表題が評価者の目をつなぎとめる。
表題は1フレーズや1文にすべきという考え方もあるが、短い表題では重要な情報を書ききれないので、本文から情報を探さなければならない。
2~4文は、受け入れてもらえる長さだし、評価者に十分な情報を伝えられる。
訴える表題で表現したポイントは、本文で繰り返す必要はない。強調のためにあえて繰り返す場合は、別の表現にするとよい。

訴える表題は図表番号、タイトル、表題の3つ

図表番号は章ごとに採番するとよい。
章の部分を細かくして3.4.5.1-1.のようにすると読みにくいので、章ごとがいい。

ビジネスでは、図、表、グラフなどを区別して採番するが、区別が難しい。
全て「図」で統一してしまうのが読み手も書き手も楽だ。

訴える表題には、お客様の利益と機能が含まれていて、機能がお客様の利益につながっていなければならない。


図で描いた機能をお客様の利益に結びつける

もし、お客様の利益に結びつけるのが難しい場合、次の2つの対処方法がある。

  1. お客様の利益につながらないなら、その図は削除しなさい。
  2. お客様の求めている利益が何なのか分からないなら、絶対負けるので提案自体やめなさい。


できるだけお客様の利益は定量的にする

できるだけ定量的な方がよい。

訴える表題は図の下に書く

多くの人は上から下、左から右に読む。
評価者はまず図に目がいくので、訴える表題はその下にするとよい。
より精錬されたデザインではその限りではないが、提案書はシンプルに図の下で統一するとよい。

本文では番号で参照する

本文ではすべての図を番号で参照する。


タイトル、表題、本文は別のスタイルで書く

番号とタイトルは太字にするとよい。



図表に長い説明ってやったことないし、見たことない。
今度試してみよう!




ネタ:APMP Proposal Guide: the Foundation Accreditation Study Guide
https://apmp.site-ym.com/store/view_product.asp?id=1018152


参考:kumi shiki blog

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